【歌詞考察】『Either Way』IVE
他人の声に惑わされず──IVE『Either Way』が示す“私”を生きる選択
IVEの『Either Way』は、2023年の1st EP『I've Mine』の先行収録曲として発表されたミディアムテンポのバラード調ナンバー。
華やかなイメージの多いIVEが、「静かな強さ」と「自己との対話」をテーマにした本作は、グループの新境地とも言える作品です。
■ タイトル「Either Way」が意味する“選択の自由”
「Either Way(どちらにせよ)」という言葉は、選択肢が複数あっても、結局は“自分の道を行く”という姿勢を示しています。
この楽曲では、「周りが何を言おうと私は私でいる」といった
他人の評価に左右されない生き方への憧れと、そこに伴う葛藤が丁寧に描かれています。
■ 「私って誰?」という問いと向き合う歌詞
歌詞では「私ってどう見える?」「みんなが見る私は、私なの?」といった、アイデンティティの揺らぎを象徴するフレーズが登場。
SNSでの他者比較や外見へのプレッシャーが強い時代において、 この楽曲はまさに“今を生きる若者のリアルな声”として共感を呼んでいます。
■ MVで描かれる“成長の過程”と孤独
MVでは、メンバーたちがそれぞれの空間で孤独を感じたり、他人の視線に戸惑ったりする様子が描かれています。
特に鏡やカメラ、携帯といった現代的なモチーフが多く使われ、 「映る私」と「本当の私」のギャップが視覚的に強調されています。
■ リスナーとしての印象
『Either Way』は、強く訴えかけるというより、そっと問いかけてくるような静かな力を持っています。
華やかなK-POPサウンドの中にありながら、心を沈めて聴けるこの曲は、 自分自身と向き合う時間にぴったりの1曲です。
■ IVEが見せた“感情の繊細さ”
IVEといえば「自信」「美しさ」「カリスマ性」といったイメージが先行しがちですが、 この楽曲では弱さや不安を受け入れる“繊細な表現力”が光ります。
感情のグラデーションを、歌・表情・MVすべてで丁寧に表現している点で、IVEのアーティスト性がより深まったことがうかがえます。
■ まとめ
IVE『Either Way』は、他人の声と自分の本心の狭間で揺れながら、それでも前を向いて歩こうとする人々に向けたメッセージソングです。
「どちらに進んでもいい、私は私」――そんな力強くも優しい言葉が、 現代を生きる多くの人の心に寄り添ってくれることでしょう。
※本記事では著作権に配慮し、歌詞の引用は最小限にとどめています。出典:IVE『Either Way』歌詞(© STARSHIP ENTERTAINMENT / 出典:YouTube公式MV)
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