【歌詞考察】『FOREVER』BABYMONSTER

永遠に輝き続ける意志──BABYMONSTER『FOREVER』が描く自分らしさと解放

2024年7月、BABYMONSTERが放った楽曲『FOREVER』は、1stフルアルバム『BABYMONS7ER』に収録された1曲であり、これまでの彼女たちの成長と、新たなステージへの決意が感じられる作品です。

この楽曲を聴いてまず印象的だったのは、タイトルの「FOREVER(永遠)」に込められた、変わらない自分、信じ続ける未来への意志。デビューから続くパワフルで洗練されたイメージはそのままに、より内面に寄り添うような歌詞とメロディが印象に残ります。

■ “誰かのものではない”という自己の肯定

歌詞の中には、「私は誰かの所有物ではない」ともとれるようなフレーズが登場します。これは、他人の期待や視線に左右されず、自分自身を信じて進むという強い意志を示しているように感じられました。

今を生きる10代・20代にとって、「自分らしさを保つこと」は簡単なようでいて難しいテーマ。『FOREVER』は、そんな迷いや不安の中にいるリスナーに「あなたのままでいい」と寄り添うような存在として響いてくるのではないでしょうか。

■ サウンドと映像から感じる“解放感”

この楽曲のサウンドは、軽やかな80年代風シンセポップの要素を取り入れながら、力強さと柔らかさを兼ね備えています。ビートははっきりとしているのに、メロディにはどこか儚さがある――そんなコントラストが印象的です。

MVやステージ演出でも、羽ばたくような振り付けや、光と影の演出が多く取り入れられており、「何かから自由になる瞬間」「自分自身を解き放つ姿」がイメージとして浮かび上がります。

■ 個性とチームワークの両立

『FOREVER』では、ラップとボーカルが交互に展開され、メンバーそれぞれの個性がより鮮明に際立っています。繊細なパートでは静かに語りかけるように、クライマックスでは全体が一体となって強く歌い上げる構成が、まさにBABYMONSTERらしいと感じさせます。

特に、「月明かりの下で踊るような幻想的な雰囲気」や、「翼を広げるような振付」は、視覚的にも“解放感”や“自己実現”といったテーマを補完しているようにも思えました。

■ 歌詞に込められた等身大の感情

この楽曲は、夢や理想だけでなく、現実との狭間で揺れる感情も描かれているように感じます。「永遠でありたい」という願いには、それが簡単には叶わないことへの切なさも含まれているのかもしれません。

それでも、歌詞の随所からは「それでも進みたい」「信じたい」という前向きな感情が滲み出ており、“未完成であること”さえも肯定してくれるような優しさが漂っています。

■ 応援歌としての側面

『FOREVER』を聴きながら感じたのは、これは単なるポップソングではなく、今を生きる誰かへのエールとして成立しているのではないか、ということです。

たとえば、「誰かの期待に応えられない自分に落ち込んだ日」や、「未来が見えなくなって立ち止まってしまったとき」。そんな時にそっと背中を押してくれるような言葉が、この曲には詰まっているように感じました。

■ BABYMONSTERが見せた“成熟”

これまでBABYMONSTERは、『BATTER UP』『SHEESH』『DRIP』など、強さや個性を前面に出した楽曲で注目されてきましたが、『FOREVER』では一歩引いた内省的なテーマに踏み込んでいます。

これは、グループとしての成長や、多面的な表現力を提示する試みなのかもしれません。彼女たちが“アイドル”という枠にとどまらず、「表現者」として深化していく兆しとも受け取れます。

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■ まとめ

BABYMONSTERの『FOREVER』は、外に向けた「強さ」だけでなく、自分自身と向き合う“心の強さ”を描いた楽曲のようにも思えます。

「変わらなくていい、でも進んでいこう」――そんな等身大の想いを受け取ったとき、自分を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

あなたにとって“FOREVER”とは、どんな存在ですか? ぜひ、コメントであなたの感じたことをシェアしてください。

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