【歌詞考察】『LIKE THAT』BABYMONSTER
恋の駆け引きは大胆に、でも繊細に──BABYMONSTER『LIKE THAT』に感じる揺れる気持ち
BABYMONSTERの楽曲『LIKE THAT』は、グループの魅力のひとつである可愛らしさと強さの共存を、恋愛というテーマを通じて描き出した作品です。
音数の少ない洗練されたトラックに乗せて、「あなたに好きになってほしい」「でも自分から仕掛けるのはちょっと怖い」という、恋のはじまりに芽生える揺れる感情が、ポップかつリアルに描かれています。
本記事では、そんな『LIKE THAT』の歌詞や表現、MVやパフォーマンスを通して伝わってくるメッセージを、ひとつの視点として考察していきます。
■ “Queen, ace, blackjack”──恋の勝者を目指す比喩
この楽曲のサビには、「Queen, ace, blackjack」という印象的なワードが登場します。これはトランプゲーム・ブラックジャックにおける最強の組み合わせであり、「私たちは完璧な相性かもしれない」という期待が込められているように感じられます。
自分自身を“クイーン”に例えることで、恋においても主導権を持つ強さを表現しながら、同時に「私とあなたが揃えば最強になれる」と語りかけるような前向きさも読み取れるのではないでしょうか。
■ “Would you like that?”──繰り返される問いかけの意味
楽曲中で何度も歌われる「Would you like that?(そうされたら嬉しい?)」というフレーズ。これは恋の駆け引きにおける“探り”を象徴しているように思えます。
「こうしてもいい?」「こうされたら、どう思う?」といった相手への問いかけは、大胆なようでいて繊細な気遣いの現れでもあります。まっすぐに感情をぶつけるのではなく、相手の反応を大切にしながらアプローチしようとする姿が描かれているのではないでしょうか。
■ “強さ”と“可愛さ”が共存する構成
『LIKE THAT』のもうひとつの魅力は、恋する気持ちの中に堂々とした自信と純粋なときめきが共存している点です。
ラップパートでは力強くテンポよく言葉を刻みながら、メロディでは柔らかく、どこか揺れ動くような表情も見せています。これはBABYMONSTERの“ガールクラッシュ”だけではない新たな一面であり、恋におけるリアルな心の動きを丁寧にすくい取った構成だと感じられます。
■ MVやステージ演出が引き出す“駆け引き”の世界観
ミュージックビデオでは、メンバーたちの視線や仕草、距離感の演出に注目すると、“まだ気持ちが届くか分からない”という恋の初期段階の緊張感が伝わってきます。
過度に表情を作り込むのではなく、視線の一瞬や手の動きに微妙な感情を込めるような演出は、まさにBABYMONSTERならではの“静かな演技力”と言えるかもしれません。
ステージでは、堂々としたダンスや構成により、恋における“攻め”の姿勢が強調されており、MVとのコントラストがまた印象に残ります。
■ リスナーとして感じたこと
この楽曲を聴きながら感じたのは、恋愛の“駆け引き”とは、心の奥にある不安や希望を交錯させることなのかもしれないということです。
「好き」とは言えないけれど、近づきたい。「私を見て」と叫ぶようでいて、どこか相手の反応を気にしてしまう。そんな気持ちを『LIKE THAT』は軽やかに、でも正直に表現しているように感じられました。
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■ まとめ
BABYMONSTERの『LIKE THAT』は、恋愛のはじまりにある“問いかけ”と“期待”を鮮やかに描いた一曲です。
自分の想いを伝える強さと、相手を思いやる優しさ。その両方を持った楽曲だからこそ、多くの人が共感し、恋の背中をそっと押してくれる存在になるのではないでしょうか。
あなたにとっての「LIKE THAT」な瞬間はどんな時ですか?この曲とともに、素直な気持ちを大切にしてみてください。
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