【歌詞考察】『How Sweet』NewJeans
“甘さ”と“強さ”が共存する──NewJeans『How Sweet』が描く恋のポップソング
NewJeansの『How Sweet』は、2024年にリリースされたシングルで、グループの持つポップセンスと自由な表現が凝縮されたような一曲です。
タイトルの「How Sweet(なんて甘いの)」は、直訳では甘さを称える言葉ですが、恋のときめきと大胆な自信を同時に感じさせる表現として使われています。
■ “How Sweet”=恋の甘さを楽しむ余裕
歌詞では、主人公が恋に落ちる感情を「どうしようもなく甘い」と受け止めながらも、どこか余裕のある態度で描かれます。
「私を見て」「あなたがどう思ってるか知ってるよ」といった少し挑発的な言い回しが、単なる可愛らしさを超えた“芯のあるガールズポップ”としての魅力を生み出しています。
その甘さは媚びではなく、自信と自己肯定感に満ちたもの。これこそが、NewJeansが提示する新時代のガールクラッシュ的アプローチとも言えるでしょう。
■ 恋に落ちた瞬間の感覚をそのまま音に
メロディラインはミニマルで、リズム重視の構成。シンセポップ×トラップのようなトラックは、好きという感情が高鳴っていく様子をそのまま音で表現しているようです。
歌詞は直接的でありながらも、どこかクールな温度感を保っており、恋の甘さと危うさを絶妙に両立させています。
■ MVが映し出す“日常の中の自由”
『How Sweet』のミュージックビデオでは、NewJeansのメンバーが街や学校、車の中など、日常的な空間でダンスや表情を自由に表現しています。
その構成は、決して「作られたアイドル」ではなく、自然体で音楽を楽しむティーン像そのもの。背景のアナログ感やファッションも含めて、ノスタルジーと新しさが共存した世界観が広がります。
■ リスナーとしての印象
『How Sweet』を初めて聴いたとき、その“余白の多さ”が印象に残りました。
語りすぎないからこそ、感情を想像できる。強がりと素直さの間で揺れる心。まさにNewJeansらしい、軽やかで奥深い恋愛表現だと感じます。
■ “ガールズポップ”の再定義
NewJeansは、『How Sweet』を通して「ガーリー=無垢」「甘い=弱い」という固定観念を軽やかに覆しています。
甘さの裏にある強さ。可愛さと大胆さの同居。そんな現代の女の子像=等身大の自分らしさを肯定するメッセージが、音楽と映像にしっかりと込められています。
■ まとめ
『How Sweet』は、NewJeansが持つ“自由で自然体な表現力”と、“恋に落ちた瞬間のリアル”を音楽に昇華させた一曲です。
それはただ可愛いだけじゃない。 甘さの奥にある強さ、余裕、そして楽しさが、この楽曲を“ただの恋愛ソング”ではないものにしています。
※本記事では著作権に配慮し、歌詞の引用は最小限にとどめています。出典:NewJeans『How Sweet』歌詞(© ADOR / 出典:YouTube公式MV)
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